渡邉義浩 学術論文 中国史

蜀漢政権の成立と荊州人士

三国時代の蜀漢政権における皇帝権力である劉備と彼を支えた「名士」層の代表である諸葛亮との関係を「水魚の交わり」的な親密な関係としてではなく、緊裵張した対峙関係として描き出し、六朝貴族の源流である「名士」層と皇帝権力とのいかなる関わりの中から六朝貴族制が出現するかを考察した。蜀漢政権における劉備と諸葛亮との関係を、六朝貴族制への視角のもとに捉え直したところに本論文の特徴がある。

『東洋史論』6,1988年11月,1~15頁

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