業績

学術論文

  1. 蜀漢政権の成立と荊州人士(『東洋史論』6、1988年11月、1~15頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  2. 蜀漢政権の支配と益州人士(『史境』18、1989年3月、70~86頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  3. 後漢時代の宦官について(『史峯』3、1989年10月、1~20頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  4. 後漢時代の外戚について(『史峯』5、1990年12月、1~34頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  5. 漢魏交替期の社会(『歴史学研究』626、1991年11月、46~54頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  6. 後漢時代の党錮について(『史峯』6、1991年12月、1~30頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  7. 僤考(『東方学』85、1993年1月、53~67頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  8. 中国古代における祭祀権 -後漢時代の孔子廟祭祀を中心に-(『北海道教育大学紀要』第一部B社会科学編43-2、1993年3月、1~16頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  9. 「徳治」から「寛治」へ(『中国史における教と国家』雄山閣出版、1994年9月、135~154頁、『後漢国家の支配と儒教』に所収)
  10. 三国時代における「文学」の政治的宣揚 -六朝貴族制形成史の視点から-(『東洋史研究』54-3、1995年12月、25~56頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  11. 三国政権形成前史-袁紹と公孫瓚(『吉田寅先生古稀記念 アジア史論集』東京法令出版、1997年2月、45~61頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  12. 諸葛亮像の変遷(『大東文化大学漢学会誌』37、1998年3月、35~70頁、『三国政権の構造と「名士」』増補版に所収)
  13. 孫呉政権の形成(『大東文化大学漢学会誌』38、1999年3月、81~115頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  14. 孫呉政権の展開(『大東文化大学漢学会誌』39、2000年3月、32~60頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  15. 曹操政権の形成(『大東文化大学漢学会誌』40、2001年3月、81~115頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  16. 「寛」治から「猛」政へ(『東方学』102、2001年7月、20~33頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収、第二十一回東方学会賞受賞論文)
  17. 浮き草の貴公子 何晏(『大久保隆郎教授退官紀念論集 漢意とは何か』東方書店、2001年12月、253~272頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  18. 九品中正制度における「孝」(『大東文化大学漢学会誌』41、2002年3月、31~49頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  19. 呻吟する魂 阮籍(『中華世界の歴史的展開』汲古書院、2002年11月、1~19頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  20. 死して後已む-諸葛亮の漢代的精神(『大東文化大学漢学会誌』42、2002年3月、127~145頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  21. 「史」の自立-魏晉期における別傳の盛行について(『史学雑誌』112-4、2003年4月、1~25頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収、『「古典中国」における史学と儒教』に再録)
  22. 所有と文化-中国貴族制研究への一視角(『中国-社会と文化』18、2003年6月、120~135頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  23. 三国時代における「公」と「私」(『日本中国学会報』55、2003年10月、15~28頁、『三国政権の構造と「名士」』に所収)
  24. 「魏公卿上尊号奏」にみる漢魏革命の正統性(『大東文化大学漢学会誌』43、2004年3月、55~78頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  25. 儒教に見る形と心-喪服と孝心(『中国における形と心』大東文化大学、2004年3月、181~188頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  26. 杜預の春秋長暦について(『東洋研究』155、2005年1月、99~122頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  27. 「封建」の復権-西晉における諸王の封建に向けて(『早稲田大学大学院 文学研究科紀要』50-4、2005年2月、51~65頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  28. 杜預の諒闇説と皇位継承問題(『大東文化大学漢学会誌』44、2005年3月、63~80頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  29. 杜預の左伝癖と西晉の正統性(『六朝学術学会報』6、2005年3月、1~13頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  30. 井田の系譜―占田・課田制の思想史的背景について(『中国研究集刊』37、2005年6月、1~19頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  31. 後漢儒教の固有性(『両漢の儒教と政治権力』汲古書院、2005年9月、125~147頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  32. 西晋における国子学の設立(『東洋研究』159、2006年1月、1~23頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  33. 司馬彪の修史(『大東文化大学漢学会誌』45、2006年3月、23~41頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収、『「古典中国」における史学と儒教』に再録)
  34. 嵆康の歴史的位置(『六朝学術学会報』7、2006年3月、17~31頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  35. 後漢における礼と故事(『両漢における易と三礼』汲古書院、2006年9月、175~193頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  36. 西晉司馬氏婚姻考(『東洋研究』161、2006年11月、1~26頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  37. 九品中正制度と性三品説(『三国志研究』1、2006年12月、61~74頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  38. 司馬氏の台頭と西晉の建国(『大東文化大学漢学会誌』46、2007年3月、79~108頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  39. 西晉における五等爵制と貴族制の成立(『史学雑誌』116-3、2007年3月、1~31頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  40. 孫呉の正統性と國山碑(『三国志研究』2、2007年7月、40~55頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  41. 漢魏における皇帝即位と天子即位(『東洋研究』165、2007年11月、1~27頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  42. 両漢における春秋三伝と国政(『両漢における詩と三伝』汲古書院、2007年12月、127~168頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  43. 鄭箋の感生帝説と六天説(『両漢における詩と三伝』汲古書院、2007年12月、415~432頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  44. 西晉における「儒教国家」の形成(『大東文化大学漢学会誌』47、2008年3月、77~96頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  45. 王肅の祭天思想(『中国文化-研究と教育』66、2008年6月、1~15頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  46. 陳寿の『三国志』と蜀学(『狩野直禎先生傘寿記念三国志論集』三国志学会、2008年9月、327~356頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収、『「古典中国」における史学と儒教』に再録)
  47. 「受禅表」碑における『尚書』の重視(『三国志研究』3、2008年9月、36~48頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  48. 両漢における天の祭祀と六天説(『両漢儒教の新研究』汲古書院、2008年12月、101~127頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  49. 両漢における華夷思想の展開(『両漢儒教の新研究』汲古書院、2008年12月、429~456頁、『後漢における「儒教国家」の成立』に所収)
  50. 西晉における華夷思想の変容(『大東文化大学漢学会誌』48、2009年3月、53~77頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  51. 『山公啓事』にみえる貴族の自律性(『中国文化-研究と教育』67、2009年6月、14~28頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  52. 儒教の「国教化」論と「儒教国家」の成立(『中国-社会と文化』24、2009年7月、314~324頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  53. 曹丕の『典論』と政治規範(『三国志研究』4、2009年9月、88~104頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  54. 西晉「儒教国家」の限界と八王の乱(『東洋研究』174、2009年12月、35~62頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  55. 陸機の君主観と「弔魏武帝文」(『大東文化大学漢学会誌』49、2010年3月、28~52頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  56. 中国貴族制と「封建」(『東洋史研究』69-1、2010年6月、1~28頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  57. 陸機の「封建」論と貴族制(『日本中国学会報』62、2010年10月、30-43頁、『西晉「儒教国家」と貴族制』に所収)
  58. 王莽の革命と古文学(『東洋研究』179、2011年1月、35~60頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  59. 理念の帝国―王莽の世界観と「大一統」(『知のユーラシア』明治書院、2011年7月、214~229頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  60. 「古典中国」の形成と王莽(『中国―社会と文化』26、2011年7月、4~18頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  61. 『三国志』東夷伝 倭人の条に現れた世界観と国際関係(『三国志研究』6、2011年8月、33~48頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  62. 魏晉南北朝における「品」的秩序の展開(『魏晉南北朝における貴族制の形成と三教・文学』汲古書院、2011年9月、319~329頁、『三国政権の構造と「名士」』増補版に所収)
  63. 王莽の官制と統治政策(『東洋研究』183、2012年1月、71~91頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  64. 王莽の経済政策と『周礼』(『漢学会誌』51、2012年3月、163~183頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  65. 郭象の『荘子注』と貴族制―魏晉期における玄学の展開と君主権力(『六朝学術学会報』13、2012年3月、17~31頁)
  66. 経国と文章-建安における文学の自覚(一)(『林田愼之助博士傘寿記念 三国志論集』三国志学会、2012年10月、141~169頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  67. 揚雄の「劇秦美新」と賦の正統化(『漢学会誌』52、2013年3月、29~49頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  68. 陸機の文賦と「文学」の自立(『中国文化―研究と教育』71、2013年6月、14~27頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  69. 孫呉の国際秩序と亶洲(『三国志研究』8、2013年9月、37~48頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  70. 『論語義疏』における平等と性三品説(『激突と調和―儒教の眺望』明治書院、2013年10月、123~142頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  71. 諸葛亮の外交政策(『東洋研究』190、2013年12月、123~149頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  72. 鄭玄『論語注』の特徴(『東洋の思想と宗教』31、2014年3月、34~51頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  73. 鄭玄の経学と西高穴一号墓(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』59-1、2014年3月、57~69頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  74. 定州『論語』と『斉論』(『東方学』128、2014年7月、56~72頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  75. 『史記』仲尼弟子列伝と『孔子家語』(『中国―社会と文化』29、2014年7月、119~133頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  76. 蔡琰の悲劇と曹操の匈奴政策(『三国志研究』9、2014年9月、75~98頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  77. 葛洪の文学論と「道」への指向(『東方宗教』124、2014年11月、1~17頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  78. 三国時代の国際関係と文化(『新しい漢文教育』59、2014年11月、20~30頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  79. 『抱朴子』の歴史認識と王導の江東政策(『東洋文化研究所紀要』166、2014年12月、1~27頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  80. 班固の賦作と「雅・頌」(『東洋研究』194、2014年12月、1~23頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  81. 張華『博物志』の世界観(『史滴』36、2014年12月、37~51頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  82. 嵆康の革命否定と権力(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』60-1、2015年2月、55~67頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  83. 阮籍の『荘子』理解と表現(『東洋の思想と宗教』32、2015年3月、24~67頁、『「古典中国」における文学と儒教』に所収)
  84. 干宝『捜神記』の孫呉観と蒋侯神信仰(『中国文化-研究と教育』73、2015年6月、14~26頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  85. 「古典中国」の成立と展開(『中国史の時代区分の現在』汲古書院、2015年8月、137~144頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  86. 後漢の羌・鮮卑政策と董卓(『三国志研究』10、2015年9月、1~15頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  87. 古代中国における「文」の概念の展開(『日本「文」学史』第一冊、勉誠出版、2015年9月、41~68頁、『三国政権の構造と「名士」』増補版に所収)
  88. 後漢の匈奴・烏桓政策と袁紹(『RILASJOURNAL』3、2015年10月、右1~11頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  89. 干宝の『捜神記』と五行志(『東洋研究』197、2015年11月、27~50頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  90. 『捜神記』の執筆目的と五気変化論(『東洋文化研究所紀要』168、2015年12月、1~31頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  91. 曹魏の異民族政策(『史滴』37、2015年12月、131~145頁、『三国志よりみた邪馬台国』に所収)
  92. 『漢書』における『尚書』の継承(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』61-1、2016年3月、3~17頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  93. 中国の津田左右吉評価と日中の異別化(『津田左右吉とアジアの人文学』2、2016年3月、46~52頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  94. 何晏『論語集解』の特徴(『東洋の思想と宗教』33、2016年3月、27~44頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  95. 『世説新語』における人物評語の展開(『六朝学術学会報』17、2016年3月、19~33頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  96. 『世説新語』における貴族的価値観の確立(『中国文化-研究と教育』74、2016年6月、27~40頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  97. 『捜神記』の引用からみた『法苑珠林』の特徴(『東洋研究』200、2016年7月、1~23頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  98. 『世説新語』劉孝標注における「史」の方法(『三国志研究』11、2016年9月、47~60頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  99. 「春秋左氏伝序」と「史」の宣揚(『狩野直禎先生米寿記念 三国志論集』三国志学会、2016年9月、243~267頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  100. 元始中の故事と後漢の礼制(『斯文』129、2016年9月、1~16頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  101. 『世説新語』の編纂意図(『東洋文化研究所紀要』170、2016年12月、1~40頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  102. 『世説新語』の引用からみた『晋書』の特徴(『史滴』38、2016年12月、45~61頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  103. 規範としての「古典中国」(『日本儒教学会報』1、2017年3月、27~52頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  104. 『世説新語』における王導の表現と南北問題(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』62、2017年3月、53~66頁、『「古典中国」における小説と儒教』に所収)
  105. 顔之推の仏教信仰(『東洋の思想と宗教』34、2017年3月、1~17頁)
  106. 中国貴族制と文化資本論の射程(『中国史学の方法論』汲古書院、2017年5月、187~199頁、『三国政権の構造と「名士」』増補版に所収)
  107. 東晋における史評の隆盛と袁宏の『後漢紀』(『中国文化-研究と教育』75、2017年6月、1~15頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  108. 干宝の『晉紀』と「左伝体」(『東洋研究』204、2017年7月、49~73頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  109. 『史記』における『春秋』の継承(『RILASJOURNAL』5、2017年10月、511~520頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  110. 班孟堅の忠臣-顔師古『漢書』注にみる「史」の「経」への回帰(『東洋文化研究所紀要』172、2017年12月、1~36頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  111. 『漢書』が描く「古典中国」像(『日本儒教学会報』2、2018年1月、71~97頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  112. 中国古典と津田左右吉(『津田左右吉とアジアの人文学』4、2018年3月、1~26頁、『『論語』の形成と古注の展開』に所収)
  113. 『古史考』と『帝王世紀』―儒教に即した上古史と生成論(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』63、2018年3月、63~78頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  114. 劉歆の「七略」と儒教一尊(『東洋の思想と宗教』35、2018年3月、1~26頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  115. 洛陽新出曹魏墓と曹操高陵(『歴史文化研究(茨城)』5、2018年7月、2~11頁、『三国政権の構造と「名士」』増補版に所収)
  116. 「史」の文学性―范曄の『後漢書』(『東洋研究』208、2018年9月、1~24頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  117. 劉向の『列女伝』と春秋三伝(『斯文』133、2018年9月、20~36頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  118. 常璩『華陽国志』にみえる一統への希求(『RILASJOURNAL』6、2018年10月、右45~57頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  119. 日本の古典としての漢籍(『近代人文学はいかに形成されたか』勉誠出版、2019年2月、91~109頁)
  120. 劉向の『列女伝』と『後漢書』列女伝(『中国女性史研究』28、2019年2月、64~81頁)
  121. 『顔氏家訓』における貴族像の展開と執筆意図(『東洋文化研究所紀要』175、2019年3月、1~37頁)
  122. 『顔氏家訓』における「家」と貴族像(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』64、2019年3月、右29~46頁)
  123. 災異から革命へ―眭弘の上奏を中心として(『東洋の思想と宗教』36、2019年3月、1~21頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  124. 「古典中国」における史学と儒教(『学際化する中国学』汲古書院、2019年6月、27~36頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  125. 漢書学の展開と「古典中国」(『東洋研究』212、2019年7月、1~23頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  126. 習鑿齒『漢晉春秋』における「正」と「統」(『狩野直禎先生追悼 三国志論集』三国志学会、2019年9月、159~182頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  127. 「史」における「記言の体」―裴松之『三国志』注の懊悩(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』65、2020年3月、右27~40頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  128. 『文心雕龍』の史学論(『六朝学術学会報』21、2020年3月、15~29頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  129. 『晉書』の御撰と正史の成立(『三国志研究』15、2020年9月、1~14頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  130. 北魏をめぐる史書の展開(『RILASJOURNAL』8、2020年10月、右25~37頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  131. 『隋書』経籍志の史学論(『東洋研究』217、2020年11月、1~23頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  132. 李延寿「南北史」の大一統(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』66、2021年3月、右27~40頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  133. 沈約『宋書』と南朝意識(『東洋文化研究所紀要』178、2021年3月、25~63頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  134. 『史通』の経書批判と『論衡』(『東洋研究』220、2021年7月、73~96頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  135. 『漢書』五行志と王充の災異思想批判(『中国―社会と文化』36、2021年7月、12~26頁)
  136. 『後漢書』李賢注における引証注の導入(『三国志研究』16、2021年9月、59~76頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  137. 『史記』三家注の特徴について(『RILASJOURNAL』9、2021年10月、右101~108頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  138. 『史通』の実践性と『文心雕龍』(『東アジアの王権と秩序―思想・宗教・儀礼を中心として』汲古書院、2021年10月、269~283頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  139. 劉知幾の史学思想(『東洋文化研究所紀要』180、2022年2月、133~160頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  140. 魏武注『孫子』と曹操の戦法(『多元文化』11、2022年3月、1~27頁)
  141. 中国史学の展開と儒教(『中国文化の統一性と多様性』汲古書院、2022年4月、73~99頁、『「古典中国」における史学と儒教』に所収)
  142. 呉起・孫臏の兵法と儒家(『東洋研究』224、2022年7月、1~24頁)
  143. 『三國志』東夷傳の思想構造(『纒向学の最前線─桜井市纒向学研究センター設立10周年記念論集』桜井市纒向学センター、2022年7月、641~650頁)
  144. 『墨子』の非攻と『孟子』の義戦(『RILASJOURNAL』10、2022年10月、右65~71頁)
  145. 曹操の軍事思想―魏武注『孫子』を中心として(『東洋文化研究所紀要』182、2023年1月、25~63頁)
  146. 王者の兵と兵法の理念化―『荀子』議兵篇と『淮南子』兵略訓(『東洋の思想と宗教』40、2023年3月、22~38頁)
  147. 「八陣」の伝承(『六朝学術学会報』24、2023年3月、1~12頁)
  148. 諸葛亮の軍事思想(『大上正美先生傘寿記念 三国志論集』三国志学会、2023年9月、1~28頁)
  149. 「八陣」の行方(『三国志研究』18、2023年9月、1~28頁)
  150. 戦史集としての『春秋左氏伝』(『東洋文化研究所紀要』184、2024年1月、1~30頁)
  151. 『春秋左氏伝』の軍事思想(『RILASJOURNAL』11、2024年1月、右65~72頁)

学術論文(外国語)

  1. 「日本有関儒教国教化」的研究回顧(『新史学』14-2、2003年6月、179~214頁)
  2. “所有”与“文化”―対于中国貴族制度研究的一個観点(『新哲学』6、2006年8月、125~139頁)
  3. 曹魏政権対“文学”的宣揚(『原野』2007-2・3(第二届中国許昌三国文化学術研討会専号)、2007年9月、17~24頁)
  4. 九品中正制度与性三品説(『新哲学』8、2008年9月、163~175頁)
  5. Sacrifices to Heaven in the Han and the Theory of Six Heavens(『ACTA ASIATICA』98、2010年2月、43~75頁)
  6. “史”的自立―以魏晉時期“別傳”流行爲中心(『第一届中日学者中国古代史論壇論文集』中国社会科学出版社、2010年4月、212~228頁)
  7. 후한(後漢)‘유교국가(儒教國家)’의 성립(『中國古中世史研究』24、2010年8月、288~307頁)
  8. 死而後已―諸葛亮的漢代的精神(『諸葛亮与三国文化』(四)、四川科学技術出版社、2011年8月、234~253頁)
  9. 西晉的五等爵制與貴族制的確立(『第三届中日学者中国古代史論壇論文集』中国社会科学出版社、2012年5月、153~176頁)
  10. 東漢末年的荊州与諸葛亮、王粛(『湖南大学学報』2013-6、2013年12月,27~33頁)
  11. 論東漢“儒教国教化”形成(『文史哲』2015-4、2015年7月,122~135頁)
  12. 鄭玄経学与西高穴一号墓(『第七届中日学者中国古代史論壇論文集』中国社会科学出版社、2016年4月、162~176頁)
  13. 両位“親魏”王―三世紀的東亜国際秩序(『第九届中日学者中国古代史論壇論文集』河南大学出版社、2018年5月、12~29頁)
  14. 《捜神記》的執筆目的与五気変化論(『首届中国文化研究国際論壇文集』厦門大学出版社、2021年8月、312~328頁)
  15. The Characteristics of Lunyu Jijie by He Yan(『ORIENS EXTREMUS』58、2020-2021、275~302頁)
  16. 「古典中国」的成立─以喪服礼的展開為例(『成大歴史学報』64、2023年6月、1~21頁)

書評・解説

  1. 劉澤華(著)『中国伝統政治思想反思』(『鄔其山』20、1988年7月、10~11頁)
  2. 兪偉超(著)『中国古代公社組織的考察』(『中国図書』10、1989年10月、4-6、9頁)
  3. 立間祥助(著)『諸葛孔明』(『東方』124、1991年7月、16~17頁)
  4. 板野長八(著)『儒教成立史の研究』(『東方』198、1997年9月、24~26頁)
  5. 歴史はなぜ書かれ、読まれるのか-狩野直禎(著)『「史記」の人物列伝』(学陽書房、1998年10月、373~349頁)
  6. 福井重雅(編)『訳注 西京雑記・独断』(『東方』236、2000年10月、18~20頁)
  7. 堀敏一(著)『曹操』(『しにか』145、2002年3月、118~119頁、『三国志の魅力』に所収)
  8. 吉川忠夫(著)『後漢書』(『日本歴史』655、2002年12月、108~109頁、『三国志の魅力』に所収)
  9. 湯浅邦弘(著)『よみがえる 中国兵法』(『アジア遊学』55、2003年9月、138~139頁)
  10. 二千年の定説を覆す─福井重雅著『漢代儒教の史的研究―儒教の官学化をめぐる定説の再検討』(『両漢の儒教と政治権力』汲古書院、2005年9月、169~218頁、『「古典中国」の形成と王莽』に所収)
  11. 文学者が共感する曹操像-川合康三(著)『曹操-矛を横たえて詩を賦す』(ちくま書房、2009年7月、289~294頁、『三国志の魅力』に所収)
  12. 三国志と諸葛孔明の生きた世界―『世界の伝記 諸葛孔明』(集英社、2010年3月、132~137頁)
  13. 諸葛孔明の漢代的精神―宮川尚志(著)『諸葛孔明』(講談社、2011年10月、270~276頁、『三国志の魅力』に所収)
  14. 表現することの価値を問い続ける―大上正美(著)『六朝文学が要請する視座』(『東方』283、2013年1月、27~31頁、『三国志の魅力』に所収)
  15. かたちあるものを超える―和久希(著)『六朝言語思想史研究』(『東方』447、2018年5月、24~28頁)

その他

  1. 世界史教育における「発展」について(『総合歴史教育』28、1992年3月、39~56頁)
  2. 歴史教科書と歴史意識の形成(『教師教育研究の実践と課題』長門出版社、1993年2月、160~174頁)
  3. 歴史教育における文学作品の利用(『人文論究』55、1993年2月、31~42頁)
  4. 世界史教育における文化圏学習(『社会系教科教育学研究』6、1994年10月、73~78頁)
  5. 世界史教育における「中心-周縁」論をめぐる若干の問題(『僻地教育研究』49、1995年3月、25~29頁、吉井明との共著)
  6. ネットワーク上における中国語データベースの構築について(『情報センターブルティン』1、1996年3月、75~78頁)
  7. 中国文学・史学におけるコンピュータの利用(『私情協ジャーナル』76、1997年1月、42~43頁)
  8. 漢学とコンピュータ(『大東フォーラム』11、1998年3月、61~71頁)
  9. 中国古典データベースをめぐる諸問題(『大東文化大学人文科学研究所所報』5、1999年3月、5~12頁、松金公正との共著)
  10. 『後漢書』李賢注に引く『前書音義』について(『人文科学』9、2004年4月、1~17頁)
  11. 日本における儒教の国教化をめぐる諸問題(『両漢の儒教と政治権力』汲古書院、2005年9月、253~286頁)
  12. ヨーロッパの哲学者から見た儒教-ヘーゲル・ウェーバーを中心に(『両漢の儒教と政治権力』汲古書院、2005年9月、303~321頁)
  13. 西晋墓誌二題(『駒沢史学』66、2006年3月、80~100頁、石井仁との共著)
  14. 中国における儒教の復権(『人文科学』12、2007年3月、213~227頁、蒋楽群との共著)
  15. 三国志の世界(『二松学舎大学人文論叢』80、2008年3月、1~14頁)
  16. 鑑としての歴史(『早稲田大学史記要』53、2022年2月、1~8頁)
  17. 「高輪築堤」遺跡の展示(『早稲田大学史記要』54、2023年3月、1~9頁)
  18. 清国留学生部展と北京大学(『早稲田大学史記要』55、2024年3月、1~5頁)
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